住宅ローンが払えなくなって、自己破産を考えている時に支払い不能なのかどうかの判断は意外と難しい物がるのは知っておいてください。
この支払い不能であることを裁判所が認めてくれないと自己破産の免責、つまり借金はチャラにならないのです。
支払い不能は債務者の資力や収入、負債状況によってその判定は変わります。
数百万円の債務で支払い不能と自己破産を認めてくれる場合もあれば、1億円の負債で支払い不能が認めてくれない場合もあります。
また債務者の年齢も関係してきます。
30歳や40歳の働き盛りの人の場合と定年間近の人ではその判定基準も変わります。
収入が極端に少ない人の場合、借金そのものが多くなくても支払い不能と認められて自己破産の免責は認められることが多いです。
ただしm収入がなかたり資産がゼロの場合でも、将来的にそれなりの収入が見込める場合であれば自己破産尾の免責が認められないこともあります。
このように住宅ローンが払えなくて自己破産を考えている場合、支払い不能を認めてもらえるかどうかはケースバイケースなのです。
ただ、とりあえずの目安ですが、分割払いにしても3年から4年かけても返済ができないような場合は支払い不能を認めてもらえることが多いように感じます。
また、。借金の総額が月収の20倍を超える場合が支払い不能と認められる目安ともいわれています。
ただ住宅ローンの場合は支払総額が大きいことがほとんどなので、自己破産の支払い不能による免責が認められやすいともいわれています。
ですので、自己破産を選ぶのか?
それとも個人民事再生を選ぶのか?
このあたりの基準と状況を十分考えてから決断してください。
ただ、このあたりはなかなか自分だけでは判断できないことも確かです。
またこの判断を誤ると大きな後悔が避けられません。
素人判断は避けて、専門の弁護士などのアドバイスを受けることを強くおすすめします。
それも自己破産に詳しい弁護士に相談しましょう。
4000万 ローン 後悔